泉尚也の東京楽器店リポート
東京楽器店:そこは、ベースの宝の山です!
渋谷編:『クロサワ 渋谷ベースセンター』
日本最大の楽器屋街のお茶の水に次いで激戦区。そんな中で昨年クロサワ楽器がG-CLUBというビル丸ごとギター専門ショップをオープンさせた。その店舗の中に、以前は独立していた渋谷ベースセンターがベース専門フロアとして新たにオープン。
店内は、そのハイエンドベースから、普及タイプ、ヴィンテージからウッドベースまでバランスのよい在庫。そういう部分も買い手に対する細やかな配慮が感じられる。
店長の千葉さんは、ベースセンター創立以来のスタッフで、私の知る限り楽器に対する知識と愛情は日本一だと感じる人。
特にハイエンドベースのMTD、ZONなどはここが代理店であり、マイケル・トバイアスやジョー・ゾンと親交なある彼が直接1本1本厳選して拘りの楽器を仕入れている。
他にも独自にクオリティの高い数々のメーカーと契約を結び、他の楽器店にはない品揃え。
スペクター初期タイプのフレットレス。
ヴィンテージも数は多くないが、良質のものが多い。貴重な70年代前半のリッケンバッカーも。
そして信じられないくらい状態の良い1961年のプレベ。このレアな品で168万は安いと思う。
ベースセンターのイチオシ拘りのアンプ、GLOCKENKLANG。
私の知る限り、最高にハイファイなサウンド。
『イケベ楽器 ベースコレクション』
こちらも昨年に新規オープンしたハイエンドベース専門のショップ。
目もくらむほど(笑)の在庫数のハイエンド定番のブランドの楽器の他、VeilletteやRobAllenといったアコースティック系の新しいジャンルを開拓しているブランドの楽器を多数展示していたのが印象的だった。
新大久保編:『クロサワ ベースセンター本店』
新大久保は副都心の新宿から山手線で一駅のところ。ここには元々お茶の水にあったベースセンター他クロサワ楽器の各店舗とTHE中古楽器屋が通りを挟んでしのぎを削っている。
こちらも渋谷店と同様、ベースセンター独自の拘りのブランドの楽器を中心に、スタッフの管理の行き届いた普及タイプからハイエンドの楽器が並んでいる。
「David Gage Czech-Ease」
全長がチェロと同じ高さというコンパクトなウッドベース、そして若手ながら知識もリペアのスキルも高い池埜店長。 彼は私が講師をしている専門学校のギタークラフト科出身だったのです。昔から真面目で熱心な生徒でした。
最近はプロベーシストの間でも再び人気の高いAmpeg B-15ポータフレックスのビンテージもの。
某有名ベーシストの所有楽器が中古で入荷していた。
『THE 中古楽器屋』
こちらは恐らく日本で最大の中古楽器専門店と思われる、その名も「THE 中古楽器屋」
ベースセンターの斜め向かい。
3階まである売り場は、管楽器まで含めてロックやポップスで使うほとんどの種類の中古楽器が揃えられている。
ベースのコーナーは、2階のアンプやドラムのフロア。大手楽器店の新品の在庫より豊富な品揃えだ。
メーカーや年代別(フェンダー)に分けて陳列されたベースの数々は圧巻。ビンテージからリッケンなど少数派のブランドまで網羅されている。
東京はやはり日本の中心、楽器の品揃えに関してもやっぱり圧倒的ですね・・・。
でも東京でもめったにお目にかかれない楽器が、地方にあったりするのが、この世界の面白いところですが。
次回は日本最大の楽器屋街、お茶の水のレポを企画中です!


